映画『グッドモーニングショー』ごめんなさい!微妙!!
こんにちは!lenoreです。
私は…普段レビューを書く時は…基本的にポジティブに…
未鑑賞の方が読まれたら「観てみたい!」と…思っていただけるよう心がけているのですが…
どうしても酷評にならざるを得なかった作品もあります!!
その中の1つが、今回書く映画『グッドモーニングショー』です😣
誰向けの映画?
この映画鑑賞後にまず思ったのは、
「この映画は一体どの世代・どんな人に向けて作った映画なんだろう🤔?」ということでした。
映画序盤で、朝のワイドショー番組『グッドモーニングショー』の舞台裏のシーンが続き、
この辺りは「へぇー裏はこんな感じなんだ😮」と、せわしない雰囲気を楽しむことが出来たのですが…
コメディ全開でいきたいのなら、正直そんなに笑えない。
シリアスさを求めるなら、現実味が圧倒的に足りない。
(特に、立てこもりを説得するシーン)
誰に、何を、訴えたい??
途中からコメディとシリアスのバランスがおかしな感じになっている気がしました。
役者さんが豪華&演技派な方ばかりなので、すさまじく宝の持ち腐れ映画です😭
強いて「誰向けなのか?」を私なりに考えてみると、
テレビの裏側を私たち視聴者(私たち)に見せちゃいます!風に見せかけて、
実は作り手側の究極の「あ〜テレビ番組作るのってほんと大好き!やめられない!」的ナルシシズムが、
視聴者には共感しにくい形でにじみでてしまっている…
そんな映画だと感じました。
なので…内輪向け?同業者の人は面白いと感じるのかもなぁ🤔うーん…。
濱田岳さんの演技が素晴らしい!
かなり酷評してしまいましたが…💦
立てこもり犯・西谷颯太を演じた濱田岳さんの演技は、この映画の中で唯一光っている部分だと思います。
正直この映画の中なのがもったいないくらいです…。
頭の中では「今コメディ映画を観ているんだ」というのは分かっていても、
濱田岳さんの演技が非常に鬼気迫るものがあって
「あれ…これサスペンス映画だっけな?」と感じて怖くなってくるほど素晴らしかったです。
映画『ゴールデン・スランバー』の中で演じていたキルオという役柄に近い、
ちょっと危うい雰囲気を、見事に演じられていました。
まとめ
なんとか…おすすめポイントをあげるとしたら……やっぱり濱田岳さんの演技シーンだけかな…😣
どの俳優さんも演技素晴らしかったけど、脚本で全てダメになっちゃったような感じです。
『踊る大捜査線』の脚本家君塚良一さんの作品なので期待しましたが…私はかなり微妙に感じました。
作品詳細
2016年の映画
監督/脚本…君塚良一
●澄田真吾(中井貴一)…ワイドショーのメインキャスター
●小川圭子(長澤まさみ)…サブキャスター
●三木沙也(志田未来)…サブキャスター
●石山聡(時任三郎)…番組プロデューサー
●澄田明美(吉田羊)…澄田の妻
●西谷颯太(濱田岳)…立てこもり犯
…他。
(参考:映画.com )
予告編
↑映画『グッドモーニングショー』予告編 (シネマトゥデイ 公式 You Tube より)
読んでいただきありがとうございました🎥