映画『アス』不気味…不穏…得体のしれない怖さ!

●洋画(主にアメリカ),アス

映画 アス レビュー

こんにちは☆lenoreです。

今回は、映画『アス』について書こうと思います。

以前、同じ監督が撮られた『ゲット・アウト』という映画を観て

「ものすごい映画を作る人だな…🤔」と感じ、期待して次作を待っていました!



表と裏、光と影、犠牲を伴うということ
【この段落以後、内容について言及があります】

不気味で不穏で…怖かったです…この映画。

映画前半、謎の“分身”たちが次々と襲ってきた時には、

「…えっ…何?何なのあなたたち!」ってもうそれはそれは大混乱でした💦

 

ヒヤヒヤドキドキしながら最後まで観終えて感じたのは、

「何事にも裏・影・犠牲を伴っているということを忘れないように」と伝えたいのかな…?ということでした。

 

人間だれしも、第三者に対して優越感・満足感/妬み・そねみ…さまざまな感情を持つことがあります。

もしその対象が、第三者ではなく自分と全く同じ外見=分身のような存在だったら…?

 

そっくりだからこそ「自分はあの人生を歩むはずだった?全く見た目が同じなのになぜ😕?」という感じで、

●プラス方向でもマイナス方向でも、第三者に感じるよりも感情がより強くなるのでは?
自分とそっくりの人を登場させることで、裏・影・犠牲の部分をより強く鑑賞者に訴えようとしているのでは?

と考えました🤔



1人2役の怪演は必見!

4人の家族それぞれに“分身”が出てきて、

それぞれの役者さんが全く違った雰囲気で演じられています。

 

私は特に、

●アデレードとは全く違うレッドの話し方
●『ゲット・アウト』の笑いながら泣きながら「No」と言う女性のように、笑い続けるアンブラ
●ジェイソンの幼さとは全く違う荒々しい雰囲気のプルートー

この3人の演技が強烈に印象に残っています。怖かったな…。

 

まとめ

正直『ゲット・アウト』で受けた衝撃よりはパンチ弱めでしたが、

やはりジョーダン・ピール監督の独特な世界観がありました。

 

映像だけでなく、音楽もすごく不穏。

でもかっこよさもあるから不思議。

あとは…昼間に観るのをおすすめします😭💦

 

作品詳細

原題:『Us』

2019年の映画

監督/脚本…ジョーダン・ピール

●アデレード・ウィルソン/ レッド(ルピタ・ニョンゴ)…過去にトラウマを抱えている女性
●ゲイブ・ウィルソン/ アブラハム(ウィンストン・デューク)…アデレードの夫
●ゾーラ・ウィルソン/ アンブラ(シャハディ・ライト・ジョセフ)…ウィルソン夫妻の娘
●ジェイソン・ウィルソン/ プルートー(エヴァン・アレックス)…ウィルソン夫妻の息子。ゾーラの弟。
…他。

(参考:映画.com

予告編

↑映画『アス』予告編 (ユニバーサル・ピクチャーズ 公式 You Tube チャンネルより)

 

読んでいただき、ありがとうございました🎥