映画『感染列島』セリフがくさすぎる!
こんにちは☆lenoreです!
今回は、映画『感染列島』について書こうと思います。
コロナ禍の中、先日観た映画『コンテイジョン』が勉強になったし映画としても面白かったので、
この映画も勝手に期待しちゃってたのですが…
んー…映画としてはびっくりするくらい微妙でした😓
(映画『コンテイジョン』のレビューは こちら)
観ていて若干気持ち悪くなるほど…
【この段落以後、内容について記述があります】
映画冒頭、「インフルエンザ検査陰性」とその前日に主人公の松岡医師から診断をうけたばかりの男性が、
高熱・肺炎・鼻血・吐血など…会話もできないほどかなり苦しそうな状態になって運ばれてきます。
男性の症状はみるみるうちに悪化し、痙攣→激しく吐血→その血が安藤医師にまるがかり😱!
気分的には「今の新型コロナウイルスの状況の参考・啓発になるのかも?」と程度で観始めたのですが、
この時点で若干怖く&観てて気持ち悪くなってしまいました😓💧
安藤医師はゴーグルやマスクはつけていたものの、
吐血をもろに浴びてしまったため、少し経ってから感染。
残念ながら亡くなってしまい…現場はさらに混乱に陥っていきます。
この“混乱していく様子”がリアリティがないというか…違和感?慌てすぎ?な印象をもちました。
(それ程医療現場は混乱していたという表現なのかも知れませんが…)
あと、
【WHO派遣のメディカルオフィサーの小林医師 vs 元々市立病院にいる医師や看護師】
この対立が感情的すぎて、
正直「こんな時にそんなことしてる場合😅?」って思っちゃったのもあるかも知れません…💦
違和感の連続
私が更に違和感を感じたのは、随所随所のくさすぎるセリフです。
これは観ていて目を覆いたくなるくらい恥ずかしかった…😫
映画終盤、小林医師も養鶏場を営む神倉章介の娘・茜も感染。
茜は激しく苦しみ吐血…ベッドが血で真っ赤になるほどの量でした。
がしかし!
●小林医師は汗をかいて少し熱っぽいような表情のみ!
●駆けつけてくれた松岡医師(妻夫木聡)の顔を見てまず「この顔が…好きだった…」😳
●松岡医師が防護マスクを脱ごうとすると「ダメ…脱いだら…許さないから…」😳
●静かに息絶えると、閉じた目からキレイな一筋の血の涙…。
茜役の子と扱い違いすぎない(*_*)?!
そしてそのキラキラしたセリフ何(*_*)?!!
この映画のウイルス・BLAME(ブレイム)の症状の出方の違いですよってことなのかも知れませんが、
キレイにドラマドラマに納めすぎな感じがすごすぎて、ちょっと観ていられなかった…😓
早送りしましたゴメンナサイ。
それぞれの役者さんは懸命に演技されていたので、脚本が問題なのかな…?
アボンの国で突然「これゾンビ映画だっけ?」となったシーンにも違和感だったし…
うーん…メインの方たちだけでなく、爆笑問題の田中さんの演技も自然でとても良かったのに…
俳優さんたちの演技がもったいない!
まとめ
さんざんディスっちゃいましたが…🙇🏻♀️💦
●「ウイルスの発生源ではないか?(実際は違った)」と、養鶏場の人を差別する人
●混乱をきたすだけなのに病院へ大量に詰めかけ、看護師へ文句を言う人
●感染を広げないようにした封鎖網を、無理やり車で突破する人
今、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の真っ最中の私たちにとって、
反面教師となる人がたくさん出てきたことも考えると、
“感染症対策”全般についての啓発映画としてはとても良いかなと感じました。
…映画としてはやっぱり😓だけど…。
作品詳細
2009年の作品
監督/脚本…瀬々敬久
●松岡剛(妻夫木聡)…いずみ野市立病院の救命救急医
●小林栄子(檀れい)…WHOメディカルオフィサー
●安藤一馬(佐藤浩市)…救命救急医
●真鍋秀俊(山中聡)…第一感染者
●真鍋麻美(池脇千鶴)…秀俊の妻
●神倉章介(光石研)…養鶏業経営者
●神倉茜(夏緒)…章介の娘
…他。
読んでいただき、ありがとうございました🎥