映画『AI崩壊』ハリウッド大作のようなスケール!
こんばんは☆lenoreです。
今回は、普段洋画で「観たい!」と思う作品が多い私が久々にビビッ⚡と来た邦画、映画『AI崩壊』について書こうと思います。
ハリウッド大作映画のようなハラハラ感で、とても面白かったです!
AI暴走 × 『ゴールデンスランバー』的要素
[その日、AIが命の選別を始めた]
このキャッチフレーズを読んで「高度なAIと人間との間の問題を描いた内容が主なのかな…🤔?」と思って観てみましたが、
意外にも映画『ゴールデンスランバー』的要素=無実の罪を着せられた主人公要素もありました。
↑映画『ゴールデンスランバー』
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逃げ回りながら無実の罪をはらさなければならない主人公桐生を演じた大沢さん、これでもか!ってくらい走りまくってました🏃🏻♂️
AIが桐生を誤認識するシーンは大沢さん自身がそれぞれ演じ分けなければいけないし、
撮影場所自体も、街なか・トラック・船・海・漁港・使われていない大学・研究室…などなど多岐に渡っているので、
この撮影すごく大変だったんじゃないかなぁと思います😲
人間とAI、これからどうなる?【この段落以後、若干ネタバレあります】
この映画を観た直後に「人間とAIの関係性について今後どうなると思いますか?」と聞かれたら、ほとんどの人は「…うーん…🤔🤔」となるかも知れません。
最後のシーンで記者に聞かれた桐生がその場では言及しなかった様に、なかなか一言では言い表せない問題だと思います。
しかしそれに続くシーンで桐生が親と子の関係性になぞらえて話していましたよね。
それを聞いた時に私が思ったのは「結局人間が(親が)どんな風にAIに(子を)接するのか(育てるのか)?」という意味なのかなということでした。
漁港のおじさんが話していたように、AIのぞみがあったから家族との時間がもっともてたという人もいる。
人間が(今回の場合は桜庭や国会議員が)良からぬことを考えない限りは、かなり便利な社会だったのかなとも思います。
●技術が進歩すればするほど、それを別のものに利用したいという人が必ず出てくる。だからこそ悪意をもった人間に簡単に触らせない。
→映画では、のぞみのノウハウを国家権力としてもっと有用したいというよりも、国民を直接管理・監視する仕組み=百眼を完成させたい・そのための法案を通したい、といった二重三重の別の意図がありました。
●不測の事態はいつなんどきでも起こりうるものだと思っておく。
→映画では、研究所の人たちが“のぞみが破られるはずなんて絶対にない!”という感じでしたよね。賀来賢人くんが用意していた逃走経路・ホログラム設定の様に、こうなったらこうというパターンを何個も考えておくのも大事だと思います。
●“自分で行う感覚”も忘れない!
→これ、実は一番大事かもしれませんね😳
…そしてこういったことを、そのAIを作った人間としてあらかじめ考えたり想定したりすること自体が、大沢さんの台詞にあったようにAIには出来ないけど人間なら出来る(とれる)“責任”ということなんだろうなと思いました。
まとめ
Flyという小型ドローンで桐生が追っかけられたり、走行中の自動運転車の運転席にホログラムが出ていたりなど、
「これ…そんなに遠い未来じゃないんじゃないかな?」と感じられる要素によって、
「より身近なものとして人間とAIの関係性をもっと考えようよ!もうすぐだよ!」
と強く警鐘を鳴らされているような気分になりました。
ストーリー展開・カメラワーク・のぞみのサーバールームの規模…どこをとっても、ハリウッド大作のような雰囲気が満載でした!
作品詳細
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2020年の映画
監督/脚本…入江悠
●桐生浩介(画期的なAIのぞみを開発した天才科学者)…大沢たかお
●西村悟(浩介の義弟。HOPE社代表取締役)…賀来賢人
●桜庭誠(警察庁警備局の理事官。サイバー犯罪対策課を指揮)…岩田剛典
●桐生心(浩介の一人娘)…田牧そら
●桐生望(浩介の妻。悟の実姉。浩介と一緒にAIの研究をしていた。故人)…松嶋菜々子
…他。
予告編
↑『AI崩壊』予告編 (ワーナー ブラザース 公式You Tubeチャンネル より)
読んでいただき、ありがとうございました。