映画『クロール ー凶暴領域ー』こんな強い父娘見たことない!

●洋画(主にアメリカ),クロール ー凶暴領域ー

映画 クロール 凶暴領域 レビュー

こんばんは☆lenoreです。

今回は、製作陣の中にサム・ライミ監督が入っていることで気になっていた映画『クロール ー凶暴領域ー』について書こうと思います!

DVDのジャケットの感じは超B級感満載ですが…笑、予想外に面白くて見入ってしまいました👀



ワニが出てくる設定・場所がよく考えられている

この映画、よくあるパニックホラー映画と同じように、

「絶対それ行っちゃダメなやつじゃない…?よくあるパターンでしょ?ねぇ、主人公さん⁈」

という始まりなんですが、その後からどんどん面白くなっていきました😳

 

というのも、

●ワニ園近くの住宅地に巨大ハリケーンが接近している
→危険なにおいしかしない
●父デイブの安否を確認しにいった主人公ヘイリーがたどり着いたのは、昔住んでいた家の床下
→床下と1階を繋ぐメインの入口兼出口は階段のみ=そこが頼り
●床下ということは、天井が低い
→増水して、鉄砲水がきたら…?
●デイブのセリフ「ワニは水の外だと音がよく聞こえない。でも目がいいから、用心しろ」
→ということは増水してくるにつれて…さらにワニ有利?

…など、ワニが人間の生活圏内に出てくる設定がとてもよくできているんです😮😲

 

閉所恐怖症の私からしたら、床下という狭い空間の中でワニと対峙するなんてもう想像しただけで😱ですが、

●泳ぎながら逃げるヘイリーを追いかけるワニ目線のカメラワーク、
●水たまりに水滴が落ちる音くらいしかしない静かな床下環境…をつんざくワニ!

こういった見せ方・音響もすごく効果的に使われているなと感じました。



強い!強すぎる父と娘😂!

思っていたよりも大きなサイズのワニにびっくりしたのはもちろんのこと、

私はデイブ&ヘイリー父娘の強さにもびっくりしました!

最初にヘイリーがデイブを見つけた時点で、デイブはすでにかなり負傷していましたが、

「ギューってしばる止血でそこまで動けるものなの⁈」とツッコミを入れたくなる程、

デイブめちゃめちゃ戦闘能力高い😲

 

そして極めつけは、そこら中にワニがうようよいる中で、

「ヘイリー!泳ぐんだ!ワニよりも速いはずだぞ!お前は何者だ!泳げ!!」

と娘を激励するデイブ…その期待に応えようとするヘイリー…。

「そこ元気づける?そして応えちゃう😂?」って思っちゃいました笑。熱い!

 

でもこの激励、小さいころから水泳のコーチと水泳選手としてやってきた、父と娘の絆を表す大事なものだったなんです。

その辺りの家族関係も巨大ワニの間にうまく挟みながら?ストーリーが進んでいったので、

デイブ&ヘイリー父娘に感情移入しながら「がんばれ!」というような気持ちで観られた気がします。



まとめ

パニックホラー映画お決まりのパターンかと思いきや意外に楽しめた理由には、主要な登場人物(どんな人か掘り下げる人物)をほぼ父娘に絞ったことも大きいと私は思います。

不特定多数の人が巻き込まれて…のものよりは、やはり話の中心線・軸がしっかりするのかな?

被害者は何人か出るものの、映画の大半が父と娘のお話なので、ワニが出てこない間は2人の会話に集中することができました。

巨大ワニ怖いです。
でも父デイブも負けてません。
そしてそれを上回るほどヘイリーの勇気が素晴らしい!

ツッコミどころはいくつかありますが、この最強父娘のお話、ぜひおすすめしたいです✨

作品詳細

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原題:Crawl

2019年の作品。

監督…アレクサンドル・アジャ
脚本…マイケル・ラスムッセン、ショーン・ラスムッセン

●ヘイリー・ケラー(水泳選手の女性)…カヤ・スコデラリオ
●デイブ・ケラー(ヘイリーの父。ヘイリーが子どもの頃、彼女の水泳を指導していた)…バリー・ペッパー
●ベス・ケラー(ヘイリーの姉)…モーフィッド・クラーク
…他。

(参考:映画.com  ウィキペディア

予告編

↑『クロール -凶暴領域-』予告編 (パラマウント・ピクチャーズ 日本版YouTubeチャンネルより)

読んでいただき、ありがとうございました。



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